この作品は結構好きな作品なんで、あんまり叩きたくないなーという気持ちもあるんですけれど、やっぱり作品批評という視点から見ていくと結構アラが見えてしまって、言いたいこと言わないとなんかストレス抱えてしまうなあと思わされます。
今クールは私更新さぼりまくりまして、1話ごとに論じるということをやっておりませんので、作品全体を通してどうなん?という感じで行かせていただきます。
ということで、二期目の双月の騎士なわけですが、一期目と比べると話の進行のテンポが悪いですね。今期からアニエスが登場してきたわけですが、これ関連のイベント消化するのにかなりウエイト占められている。半分は”アニエスの剣(つるぎと読んでもらいたい)”みたいな話になってしまっている。キャラクターに深みを持たせるために関連エピソードを充実させるということも大事だと思うんですが、主人公たちがおざなりになってしまったなあという印象。でも毎週視聴しているときは、そんなに不満は感じなかったのですよ。なぜかというと2クールだろうと思っていたからなんですね。前期が2クールで、二期目が1クールというのはまず無いだろう。でも前期が1クールでも、続編作るということは好評を博したわけで、なら二期目は2クールでいきましょうと考えることは商業上なんらおかしくないでしょう。現にARIAがそうですし。で、1クールであると知ったのが先週あたりだったのですが、そう知ったとき、これ一体全体どうやって話終わらせるの?という思いが沸々と沸いて来て抑えられませんでした。
ネタバレになりますけれど、トリステインがアルシオンに攻め込んだはいいが、反撃にあって撤収しましたってだけですよ。これで終わらせるんなら、なんであんなアニエス絡みの話を延々やってたんだろう?って思ってしまうわけですよ。私的には、1クールはコルベール先生の死を乗り越えて、戦争の不条理さを感じつつも、アンドバリの指輪を奪回を目指して戦っていく・・・という風に話が進んでいくのだろう、そのための布石として必要な展開だったのだろうなと勝手に解釈していたものだから、肩透かしもいいところです。
最終回として今回だけを見たとき、ルイズを前線に立たせたくないからかわりに俺が、という展開はまあありがちなんですけど笑えるけれど感動仕立てという風にしてありますし、これはいいとします。でも七万対一人ってのが、ドン引きです。ルイズだけが殿に志願したわけじゃあるまいし、別働隊という形でも他の戦闘志願者がいてもいいんじゃないかなあ・・・。戦闘終結から才人が帰国するまでの間花がしおれていたまんまというのも、なんか変ですし。まあこれは才人を助けた妖精が異世界に保護しており、それが世界から消えたもの=死を表現していたという風に解釈できなくも無いですが。妖精の胸がなんたらって、最後に笑いでオトしたいというのは分かるんですけど、これはなんというかハズしたなとしか言えないですね〜。
構成という形で不満がタラタラだったりするんですが、これが三期目があると確定した上での展開であるならば、私の不満点はほぼ無いに等しくなりますので、続きがあればいいなということで。
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